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木偶館珍品

王小二 - 扁担戯偶(てんびん棒操り人形)

扁担戯は一人の芸人によって、棒遣い人形戯と手指遣い人形戯両方のパフォーマンスを兼ね行う操り人形戯です。「幕一枚、芸人一人、世のすべてを手が語る」という詩は扁担戯をいきいきしく描写しています。河北の呉橋地区での扁担戯の表現形式は濃厚な地元特色で際立たせ、大衆に深く愛されています。そのうち、『王小二打虎』は最も人気のあるプログラムの1つです。酒に酔いつぶれた王小二が山に行ったら虎と遭遇し、勇敢に虎と戦った物語です。シナリオはくねっており、ユーモア感を混じりこませた緊張感が観衆たちに手に汗を握らせながら笑わせるのです。民間芸人の操りは完璧で、まさに神技ともいうべきものです。

王小二 扁担戏偶2.jpg